新生児のインフルエンザを予防するには

子供が生まれてこれから冬がやってくるということになると、インフルエンザの脅威に立ち向かわなければならなくなります。
新生児は免疫力が低い状態であることから、インフルエンザウイルスにさらされてしまうと感染してしまうリスクが高いでしょう。
そうでありながら、症状としても高熱に苦しめられるという点で成人と同様であり、体力も十分にないことから肺炎や脳症を起こして重篤化してしまうことがよくあります。
そのため、新生児がいる場合にはインフルエンザの時期がやってきたら十分な予防策を立てていくことが大切です。
新生児は日常的に家族と一緒にいることがほとんどであり、家から出ることがあっても常に家族が一緒です。
そのため、新生児のインフルエンザの感染源として最も一般的なのは家族なのです。
そのため、新生児のインフルエンザを予防するには、家族がインフルエンザにかからないということが最も重要になります。
抗インフルエンザ薬の予防投与を行うことによって流行期には万全の対策を取るというのが一つの選択肢です。
また、時期的に問題がなければ家族そろってワクチンを接種することにより、感染するリスクを下げておくことが大切になります。
そういった万全の予防策を怠ってしまい、家族の中にインフルエンザにかかる人が出てきてしまった場合には、できるだけ接触を避けることが何よりも大切です。
飛沫感染を防ぐためには咳やくしゃみが届くようなところにいないということが重要だからです。
一方、接触感染のリスクを下げるためにこまめに掃除をしたり、手指の消毒をしたりするという心がけも大切です。
家族全員で予防の取り組みを行っていくことが新生児を守ることにつながるのです。